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子供とブレーキ整備

先日、クルマで走っていたらなぜか突然、エンジンブレーキの効きが強くなったような感じがしました。ブレーキを踏んだり、アクセルを開けたり色々しているうちに、左後ろのブレーキがかかりっぱなし(引きずり)状態にになっていることに気がつきました。

すぐにクルマを停めましたが、白煙もくもくです。
グリスが焦げたか?
道行く皆さんの視線がまぶしい。(笑)

幸い、駐車場に入る時、ハンドルを右へ切ったら慣性が働いたのか、一瞬コキンと音がして、後ろのブレーキの拘束が解けました。ブレーキを冷まさなきゃ仕方がないので、そのまま近くのレストランに入って昼食を食べ、そのまま帰宅できてホッとしました。

僕のクルマはもう旧車だし、月に何度も動かさないため、そこら中が錆びたり張り付いたりしてしまっているのに、整備してあげる時間がなかったんです。

さすがにブレーキだと放っておくわけにはいきません。

なので、息子に手伝わせてブレーキ整備をすることにしました。オイル交換の時は、一緒にクルマの下に潜って手伝わせているんですが、ブレーキは初めてです。

ジャッキでリアを上げて、クルマをウマと呼ばれる台に乗せて、タイヤを外して、ブレーキキャリパーのボルトを外して、キャリパーを外して、スライドピンと呼ばれるものを点検して、グリスアップして組み直す。このピンがズブズブにグリスアップされていないといけないのに、カラカラになっていました。

そっぴくん(息子:Sくんじゃ味気ないので)は、スライドピンにグリスを塗る役です。

これだけの作業なんですが、子供にとってはクルマを自分で整備することは、単なるメンテナンスじゃないようです。作業が終わったら、家に飛び込んでいって、

「そっぴくんね、くるまつくった!」

作ってない。

でも、これからは自分が作った車に乗ってるんだと思うんでしょうね。

古い物に愛着を持つのは悪いことではありません。

しかし、暑いです。
汗だくで、ツナギも中に着ていたものも水をかぶったみたい。