昔のことを思い出す道があります。
僕がまだ小学生くらいの頃に、すごく特別な場所だったところです。
今では様子が変わってしまっていて、僕がよく連れていってもらったレストランはコンビニになり、その前の建物は専門学校の校舎になってしまっています。
まだ、全ての人間関係がうまくいっていた頃があったんだ
そういう気持ちと同時に、自分が大人になって人間関係は保てているのか、という戒めの気持ちがわいてきます。
自分は他人を不快にしていないか
僕は以前そんなことを考えるタイプじゃなかったんですが、良い意味で成熟してきたんでしょうか。この道を通ると、いろんなことを考えます。
今他人に対してやっていることは
未来にしか結果を見ることはできません。
自分が今、優位な立場からやっていることが、将来ひっくり返っていることなんて普通にあります。その時は、少し歳をとった自分が、その報いを受けることになります。
年取れば取るほどミジメです。
だから、他人を大切にする、という短絡思考ではないけど、他人が生きやすい場所を作るってことは、自分も生きやすい場所を作るってことです。
僕が爺さんになったとき、この道を通って、卑屈な気持ちになっていたくはないです。
だから、この道は、僕の短期的な反省の場でもあります。
この頃、ここを通ることが増えてきて、自分を省みることは多いけど、今のところ自分にはずかしいことはないみたいです。
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