食事中にテレビを見ているのは、普通のことになったみたいです。
我が家では絶対にテレビはつけません。

家族の団らんの時間だから？

それもあります。でも、一番考えたいのは、

食事を作った人の苦労

です。
実際、とんでもない努力をして食事を用意している人なんていません。
毎日の普通のことのはずです。
作った本人も、テレビがついている食卓について、テレビを見て笑いながら食事をしているのかもしれません。でも、ちょっと寂しい光景です。

他人はどう思うか知りませんが、そんなこと出来ません。

人間の脳は、処理できる情報量がきまっていますから、頭を持って行かれてしまうテレビを見ながら食事をすれば、味は十分に認識されません。食事ではなく、ただ腹を満たしているだけの行為です。

作った人に対して、すごく失礼なことをしていると思うと、僕は食堂でもテレビに背を向けて座ります。
ただし、唯一テレビを見ながら食事をするかもしれないときがあります。
それは、自分でつくって一人で食べるとき。

自分には感謝しません。(笑)

失礼といえば、テレビだけじゃありません。

例えば、料理が自分の口にあわなかった時。（←もう長く一緒にいるので、こういうことはありませんけど）
作った本人が「今日は失敗しちゃった」という時。（←こういうことはよくあります。(笑)）

どんな時でもそうですが、わざわざ本当のことを言って、本人の失敗を確認させる必要はありません。

作ってくれることが既に感謝されるべきことだと思うのです。
失敗も良いんです。
それを、マズイだの、熱いだの、冷たいだの、辛いだの、甘いだの、薄いだの、濃いだの、思いやりのない言い方をすることは、人の心に傷を付けて、塩で揉むような行為です。

失敗について色々と笑って話すことで気が休まるタイプの人がいれば、その逆で触れられたくないという人もいます。本人は自分の失敗を分かっているのだから、本人が望む方法で気分良く食べればいいのです。

誰もが会社で、

「自分の仕事・功績が認めてもらえない」

といって、転職を考えたりしますが、家庭を守っている主婦にしても、働きながら家の仕事をしている人も、自分の仕事の価値をしっかりと認めてもらいたいはず。

それがかなわないのなら、まずは夫婦げんかになります。
それでも相手に理解してもらえない場合は、転職（浮気？？）とか、離職（離婚か）なんてことになるのかも。

家庭円満にしたいのなら、相手の仕事をしっかりと認めてあげることです。
だから、食事中にテレビなんて、恐ろしくて出来ないのです。(笑)

もし！奥さんがちゃんとした食事を作ってくれないから、という場合は、既に奥さんの方が転職か離職の準備をしてるのかもしれません。（やばいね）