古本屋が大好きです。
チェーン店の大型古本屋もいいし、個人経営の店もいい。
昔、小説を沢山読んでいたときは、

表紙カバーの無くなったジャンク本を数十冊縛り上げて１００円！

なんて見ると、どんな本が含まれているかも見ないで、全部買ってきました。
かなり古本臭のある本ばかりでしたけど。
で、西村寿行の少し廃退的な小説ばっかり２０冊とかに当たってしまうと、思い気分でガックリしながらも読んでいました。はっきり言って好きじゃない。(笑)

古本店へ行くと空しいのが、自己啓発本の書棚です。
かつてのベストセラーが何冊も並んで　１００円。

この本を読んでどれだけの人が変わったのか。
どれだけの人の人生が変わったのか。

表紙のタイトル通りにみんなは変身したのか？

してないでしょうね。僕の周りにも、ベストセラーはシリーズで全部読んでいる人がいたけど、何も変わってない。

ビリーズ・ブートキャンプ

僕の周りでも買ってた人、結構いました。
でも、痩せたり、引き締まった人を見ません。
その名も聞かなくなりました。

１５０００円分のエンターテイメント。
何となく変われるんじゃないか？という期待価格。

勉強したいことがあって、一冊の本を手に取ってみると、本の最後に

無料添削券、切ってお使いください

がそのまま残っているものがありました。

何のためにこの本買ったのか。
この本で、何か変わったのか。

おそらく、読んでみて、なんとなく気分高揚して、机に向かってみたけど、

上手く行かないモンだな

で、挫折というパターンでしょうか。
そういう裏の事情を見ながら、古本屋を散策すると、とっても面白いのです。
脱力系の空しさがあります。

自分が同じ穴のムジナになるのか、それとも

やると決めたら、徹底的にやり抜く！

という習慣を身につけるのか。
それは、毎日の選択にかかっていますね。

やりたいことが増えたので、睡眠時間を削って早１か月半。
ああ、眠い。
今日の学習ノルマは、果たせるのか？！(笑)