Home » 出来ないことはない

出来ないことはない

 | 

自己啓発の本には、

「自分の限界は自分で決めている」

という言葉が出てきます。それってその通りだと、この頃実感出来るようになりました。

例えば、何か時間のかかることをするとき、これから自分が挑んでいかなければならない壁の高さを “見積もって” 自分に必要な努力量を “見積もって” その上で、

「なんだ?、半年もかかるのか。 無理だなこりゃ」

と簡単にやってしまうのです。でも、考えてみると、大人になると誰でもこんな言葉が口癖になります。

「もう7月になるんだねぇ!早いね」
「ひゃ?、もう一年たっちゃったね」

時間なんてあっという間です。例えば、語学の習得には最低でも1年、ゆっくりやって2年はかかります。それは、全く理解出来ないところから始めて、反復練習や書籍やCDの読破を重ねて、徐々に対象となる言語の仕組みが頭の中に入り、発話のパターンが

習慣

となって身に付くのにそれだけの時間がかかるということです。で、

「2年もかかるの?! そりゃ無理だ」

無理なんて事はありません。なにしろ、

「もう一年たっちゃったね」

と、年々早くなる時間を振り返っているわけですから。逆に考えれば、3年かかる大仕事でも、

「3年なんてあっという間。 今始めれば、3年後には終わる。 始めなければ、その3年後は訪れない」

それどころか、3年という年月を無駄にして、「ああ、あのとき始めておけばよかった」 と悔やむことになるのです。僕は、英語は話せますが他の言葉は話せませんでした。

だけど、今時英語だけではもの足りない。英語が基本だとしたら、その他の比較的マイナーな言葉や、中国語が話せたらきっと自分の仕事にも役に立つはずです。そう思って始めたイタリア語は、このブログを始めて少ししてから開始しましたが、

文字通り、あっという間に一年

で、今やイタリア語のページが読めるようになり、映画が徐々に聴き取れるようになり、発話も何となく出来るようになりました。一年前に始めていなければ、または、途中で挫折していたら、

“英語とイタリア語ができる石川” は存在しなかったわけです。

そして、

ああ、また一年何も達成することなく、ダラダラ過ごしちゃった。

と自己嫌悪に陥っていたことでしょう。僕は、1年、愚直にイタリア語をやってきて、成果が出ていることに満足しています。今進めている中国語も、きっと身に付くはずです。

来年になったら、英語とイタリア語と中国語ができる石川になっているはずです。
その次は、英語とイタリア語と中国語とスペイン語ができる石川に!
そして、その次は、英語とイタリア語と中国語とスペイン語とフランス語と・・・・・ と目標の20カ国語まで続きます。
20カ国語を達成したら、30にするだけです。(笑)

人間は、努力を続ける限り、年々どこまでも進歩していけるわけです。

このアイデア、楽しくないですか?

その他にも僕が毎日続けている努力は、きっと将来実を結びます。いくつもの長丁場の挑戦を、もう何ヶ月も続けているから、日々、確実に何かは身に付いているはず。

ダイエットも、本気でやったら8か月もあれば、20キロくらい落とせます。しかも、筋肉も付きます。誰もが時間が無い、と言いますが、僕だって人並みに時間がなかったけど、やってみたら出来ました。

出来ないことはないはずなのです。
僕は今36歳。
二年かかる大仕事を今から始めれば、2年後には終わるはずです。ひょっとしたら、自分の

見積

が間違っていて、もっと早く達成できるかもしれないし、努力次第ではもっともっと早くなるかもしれないし、その逆かもしれないです。

でも、あきらめなければきっとできる。
長い年月がかかるから無理だという理由で、何か習得に時間がかかることを避けているのだとしたら、心配は無用です。

数年なんて時間は、あっという間に過ぎます。
これは誰もが実感している通り。

普通に暮らす一年を、”もう一年たっちゃったなぁ” と毎年嘆いているのに、

努力にかかる1年を、なぜそんなに怖がるのか?

考えてみれば、どんな努力も、 どうせあっという間 なんです。(笑)

そのあっという間を、努力して過ごすか、楽な方法を探すだけで使ってしまうか。
こんな簡単な選択はありません。

努力して過ごせばいいんです。
かりに目標が達成しなくても、積み重ねた努力はどこへも消えません

と、日夜自分自身に言い聞かせて、努力を続けているのです。(笑)

こんな記事もあります。

アメリカ人に教えられた勤勉 on March 3rd, 2010

画期的! on November 17th, 2008

性能至上主義 on June 2nd, 2007

挑戦開始から1か月半 on July 29th, 2008

老人福祉に一言・・・ on December 5th, 2011