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正式に自動車をやめてみた

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僕の住んでいる地域は、大人一人に車一台ないと不便です。
今まで公共の交通機関が嫌いで、どこへ行くにも車。
取引先に行くときも、

「駐車場ありますか?」

と聞いていたほど。

車は絶対に必要なモノ!

と、盲目的に信じて、惰性で車を維持していました。
ところが、僕の車はふる?い二人乗りのオープンカーで、月に多くて2回、約200キロしか乗りません。
メンテナンスも必要で、壊れかけているところ、気になるところを直さなければならないし。
時間にして、運転しているのはたったの4時間/月。(笑)

単純に保険や税金、自賠責、ガソリン代、メンテナンスの部品代を計算して、一回あたりの乗りだし価格を出すと、

たった1時間のドライブで8千円以上??

月に2回の “便利” のために、ここまで静かに浪費しているとは。
これはいけない。
いっそ車を一台に減らしたらどうか。

この決断って、かなり勇気がいるものです。でも、車をやめてみることにしました。 (^_^)v

ガソリンの価格も凄いことになってきているし。
やってみるには最適なタイミングです。

(4月末で車検が切れたとき決定して、手続きを先月末に行ったという経緯です)

でも、車ってどうやって “やめる” の???
なんだか、とっても面倒な書類作成とかあるのか???
時間かかるのか???

車は、放置しても税金は、しっかりとかかります。
保険もかかりっぱなし。

陸運局への届け、保険など、やらなければならないことが、たくさんありそうです。
それを考えただけで、見知らぬ敵に向かうようで、やる気が失せます。
が、決めたことなので、実行あるのみ。

実際は、驚くほど簡単です。
みなさんも、費用対効果の低い自動車は正式にやめてみましょう。(笑)

僕の場合、車は僕の手元に残して、将来復活させる前提の “一時抹消登録” という方法を取りました。保管場所が確保できているケースで、保管場所の無い場合は “廃車” または、場所を借りる事になります。ちなみに、これは陸運局で自分で手続きする場合です。

まず、必要なのは、

・ 抹消登録申請書 (3号様式の2)
・ 手数料印紙 (350円)
・ ナンバープレート
・ 自動車車検証
・ 車検証所有者の印鑑証明 (3か月以内のもの)
・ 本人申請の場合実印 (上の証明のもの)

なんと、たったの350円。(笑)
印鑑証明を入れても、550円。
年間、ものすごい納税の優等生の自動車。
大人しか持てない、便利な道具も、廃車にするときはたったの550円。
あっけない。

なんか笑えるのは僕だけですか? (^_^;)

これだけを持って陸運局へ行き、心配なら相談窓口で書類をチェックしてもらうだけ。
ナンバーを返納して、証明ステッカーが出てくるのでそれを所定の位置に貼って窓口に提出すると、車検証によく似た一時抹消の登録証をくれます。これで晴れて、

車をやめることができます。(^_^)v

その他にやらなければならないのは、税金の還付と保険の解約と返金の手続きです。
これは、県税事務所、契約している保険会社に問い合わせればできます。

保険は、もし将来新しく車を買ったときのため、等級を据え置きできるように手続きしておくと、割引率をそのまま確保しておくことができます。僕の場合は、使用再開の可能性があるのでこの手続きをしました。

ローンが残っている方や、完全に廃車にする場合などは僕にはよく分かりません。
その点は、セールス担当者に問い合わせてみてください。

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