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スペイン語の進捗状況

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去年の6月から始めたスペイン語。
毎日続けた成果が出てきて、初級の読み・聴き・話しが出来るようになってきました。一年絶対に欠かさずやってきたことは次のようなこと。他の語学学習の参考にしてください。

■ 10年ほど前に買って挫折して放ってあった教材を再開(笑)
この教材は、なんと“テープ2本組”!今や、テープの再生が出来る機器なんて持ってないので、仕方なく映画をやっていた頃に使っていたSONYのプロ用録音機でパソコンに取りこんで、さらにそれをトラックごとに分割してCDに焼いたモノを使用。今回はやり切りました。今も朝のストレッチ運動時には必ず聞くようにしています。

■ それと同時進行で、英語で書かれたスペイン語の文法書を読む
なぜ英語で書かれたものを読んでいるかというと、別にカッコつけたいわけではなく誰かが「スペイン語と英語は似ているから、英語で覚えた方がいい」と言っていたのをマに受けて買ったんです。大うそです。全然違うじゃん!
これって、親に“鼻”が似てるから「そっくり!」 と言うようなもの。たまに共通点は感じますよ。でも、これが“そっくり”っていう人は、どこがそんなに似てるのか教えてほしいです。そうそう、単語の語源は何となく似てるものが多いです。

■ それと同時進行で、フレーズブック(頻出文例集)を読む
これも英語で書かれたものです。これは役に立ちました。日本語的発想をスペイン語に変換したものより、英語的発想でスペイン語になったモノの方がシンプルになるんです。日本語独特の“おのまとぺ”が邪魔しないからかな。
ただし、トンでもない誤算も。
この本、初版がなんと1959年

「すみません、16ミリの映画フィルムください」(←カメラ店で)
「交換ですか?○○○-○○○番お願いします」(←電話のかけ方ね)

って、言いませんよ。・・・ひょっとして、スペインではまだこれ?なワケない。普通にネットしてるって。(笑)

1994年に改訂版が出てるのに、完全に“手・ぬ・き”です。

■ さらにそれと同時進行で、動詞活用練習書き込み式テキストをやる
これは一番面倒くさいけど、スペイン語習得のためにはどうしても通らなければならない所。

■ さらにもっと同時進行で、日本語のスペイン語文例集・単語帳を読む
初心者向けの文例集は文字が大きく情報量が少ない(少なすぎる)ので、一日で読めます。ただし、タイトルに「すぐ話せる」とか「信じられないほど簡単に」とか、僕の大嫌いな言葉が書かれている場合が多いので、ピンセットでつまんで読みたい気分。

一日少なくとも45分、多い日は3時間を、毎日欠かさず続けています。本は全て数回繰り返し読みです。

特にスペイン語が必要なわけでもないんですが、“やる”と決めたことを何が何でもやり遂げる。自己管理の訓練の一環です。もちろん、UNTAMEDの事業の向上のためにも、常に語学の初心者であり続けたいという目標も同時に達成できるからこの選択になったんですけどね。

これだけやっても、まだまだ初級です。
語学というのは、こういうものです。当然です。
どんな教材でも続ければ必ず初級の壁は破れます。
中学高校の教科書を買ってきても良いくらいです。

中級以上を目指すとき、初めて特殊教材を探す必要が出てくるのです。

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