インサイダー取引がどうのとニュースで言っています。
こんなものが氷山の一角だということは誰でも知っているはずです。
「自分だけいい思いができないからムカつく」
ということであれば、既に自分の耳から脳みその腐臭を放っていることでしょう。
ただし、この頃は周囲もみんな同じ臭いなので、気付かないのかもしれません。
僕が知っているある方(あまり親しくない人)は、一族みんな高学歴の息の詰まりそうな家庭の主。親戚が財務省に勤めていて、「凄い」というのが自慢です。何が凄いって、自分の部署に集まってくる情報を元に、外貨の取引をして資産を増やしていることなのだとか。
つまり、インサイダー取引。
本当かウソか知りませんから、ブログで言ったところで問題はないですが、世の中こんな所まで拝金の菌糸が入り込んでいるのです。インサイダー取引を本気で調べようと思ったら、
本人だけじゃなく、家族、親戚、友人、知人
全部行かなければ調べられません。
問題は、
なんで調べなきゃいけないの?
ということ。それを調べる人たちは、それが仕事ですから、言われなくても調べることでしょう。
僕らがその捜査結果を心待ちにしているというのは、あまりに惨めな行為です。
やりたきゃ、やらせておきましょう。
縁のない世界です。自分は自分で高潔に生きればいい。
今、株だの、FXだのと、本屋に行くと金儲けの本がずらっと並んでいます。
「みんな隠れて儲けてるんじゃないのか?」
と焦るのはやめておきましょう。今ほど利殖の本が並んでいる時代はありませんが、本ができる背景を考えれば焦ることはありません。
かつてないほどに、誰もが金に目がくらんでいる。
興味が金に向いている。
だから、本を出す。
それだけです。
だっこちゃんが売れたときと同じです。
一つ言えるのは、自分で判断基準を持たず、誰かに教えてもらって安全に取引をしたい人達にとって、
今が株やFXを始める好機であるなんてことはない
ということ。逆に言えば、本気の人にとっては、常に好機だということ。
今、書店やメールマガジンに見えるのは、
ほとんどSPAM同然のタイトル
大きな企業が出すメールマガジンも、出版物も、ほとんど品のない雑誌の広告と同じレベルです。
ベンチャー企業に至っては、本当に見境がない。SPAMは専用のソフトを買ってでも排除したい一方で、
本の形になるとSPAMでも何でも、お金を払ってまで受け入れてしまう無防備な人が多いです。
世の流行の尻を追っかけて、あっちこっち向いている人を尻目に、僕は愚直に自分がやるべきことをすすめる生き方を選ぶことになんの躊躇もありません。
いつの世も、蛇行運転より直進の方が目的地に早く着くという事実にかわりはないんですから。
いい加減に会社に利殖や先物取引の営業電話してくるのやめてほしいです。
全然興味ないのです。
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