ショコラ エ カカオ Chocolat et Cacao
という本を読みました。チョコレートの本です。
僕はチョコレートが好きです。(^_^)
でも、チョコレートってのが何なのかよく分かっていなかったので、図書館で偶然見つけたこの本を借りてきたのですが、これが面白い。
ケーキ屋で見る、チョコレートの造形(あばら骨のような飾り物)や、内側が何層にもなったものの作り方、薄いチョコを筒に巻いたようなもの、オレンジピールをチョコで包んだもの等々、
知りたかった作り方が山盛り。
さあ、これを自分でやれるか?
というと、それはちょっと無理だなぁ。(笑)
大理石の台や、アイスクリーマーや、その他色々な“機材”が必要になってくるのです。
その代わり、これだけの手間をかけて作られたチョコレートを別の眼で見ることができるようになりました。
素材の見分け方や、味わい方、その舌触りによって、どんな製造工程を経てきたものかが違う、そんなことを知って食べるのと、知らずに口に放り込むのとでは、感動の度合いが違います。
色んな本を読んでいると、“知る”ということはどんな分野であっても、全てに共通点があることが分かります。
チョコレート職人の本を読めば、彼らの言葉や価値観が分かるようになるし、語学を勉強すればその国の人達の言葉や考え方がなんとなく理解できるようになります。
知ることが、コミュニケーションに最も必要なことだということです。
だから、職人の仕事も語学も簡単ではありません。
継続的に勉強して、努力して、だんだん相手を理解していくプロセスです。
もちろん、良いことばかりではなくて、分からなくてイライラすることも多々あります。
とはいえ、こんなに楽しいことはありません。
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