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男の説教は長いんだそうだ

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先日我が家で近所の人達としてた会話。

「うちのお父さん、子供にお説教するとき長いのよね」

僕も身に覚えがあり、ちらっと妻の方を見ると目が合ってしまいました。(笑)
なんだかほくそ笑んでる。

で、僕のちらっとした視線を近所の奥さんも気付いて、

「石川さんとこも長いの?」

「長いよ?。最近は短くなってきたけど」と僕の妻。

その後は、もう一人の父親と僕とで、

いかに父親は語らなきゃならないか!

ということを熱く語り合っていました。お互い同じ年の息子を持つ身ですから。(笑)

この頃の僕は少しでもお説教の時間を短くしようと努力しています。
でも、なかなか。

子供の目を見てると、自分の目を一生懸命見返して話を聞いている。
その姿に父親は中毒しちゃうのではないかと思っています。

母親とは結構目を見て話をします。
でも、父親は躾けにおいて常に悪役であるべきだと考えている僕は、彼にとって

怖いパパ

のようで、僕に対しては遠慮というか、微かに構えを感じます。
それは僕が狙っている通りのことなのですが、やっぱりしっかりと目を合わせて話をしたくなってしまい、目が合うとずっと見ていたいと思ってしまいます。

だからといってお説教されている方は愉快なことばかりではないわけですから、ほどほどにしなきゃいけませんね。(笑)

ということで、一時期のお説教よりは半減以下なので、比較的短い方になったはず。
ただし、どんな叱り方をしても、叱りっぱなしにせず、最後はユーモアを交えてソフトランディングをするようにしてきたので、あまり被害はなくてすんだようです。

こういうときにも他の家の躾の話を聞くというのは役立ちます。
男はなかなか他人の家の様子を知ることはないですから。

なので、世の奥様方には、可能な限り近所や同じ年頃の子を持つ家庭と家族でつきあいを持つようにしていただきたいです。

男は自分の子の成長の状態を周りと比較して知ることができません。
なので、先走って厳しくしすぎたりしてしまいます。
現実ではなく、想像を元に

「このくらいはできていなければ」

と基準を作って、その基準に向けて躍起になってしまいます。悪気はないのです。
ただ、現実を知らないから落ち着かないだけです。

近所の子をパーティーの時によく見ていると、みんな一緒だなと安心することがとても多い。
そうすると、父親も落ち着いて子育てに参加できます。

子供にも父親として、適度な厳しさで接することができるようになります。
ウチでは、節目節目に家に皆さんを招いて交流する機会を作ってくれるように妻に頼んでいます。近所のお父さん達と交流するのも楽しいです。

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