見られたくない年頃
少し前、そっぴくんの変わった行動に気がつきました。
何かをしようとするとき、
ちらっ
と僕の方や、妻の方を見るのです。
目が合うとニッコリ。
こちらもニッコリ。
とりあえず問題なし。
それから自分が始めたことに戻るのですが、失敗してしまいました。失敗した瞬間を僕らは見ていますから、ハッとして顔を上げたそっぴくんと目が合います。
僕らは、
「気をつけてやらないからだよ」
と声をかけるんだけど、なんだか気になったんです。
ちらっ
というあの視線の意味はなんだろう?
なんだか、失敗したところを
「見られたか?」
と確認するような態度。
これは、何かある。
ものは試し。
ある日、何かをしようとしているそっぴくんに気付かないふりをしてみました。目の端で、そっぴくんが僕の方を
ちらっ
と一瞥。だけど、僕は気付かないふりをしていました。
でも、彼は確認するようにジッと見つめている様子なのです。だから僕も知らないふりを決め込むと、ボウズも普通に自分の作業に戻っていきました。
すると、たまに何かに失敗します。
彼はハッとして僕の方を見る。
でも、僕は知らないふりを決め込む。
そっぴくんはやっぱり僕の方をじっと見て、僕が見ていないことを確認するとまた作業に戻る。
これって、僕らが一挙手一投足を観察している事に気付いて、何かあると口を出されることに対して、子供ながらに違和感を感じはじめている視線なのかもしれません。
子供自身は、この違和感の意味をまだ知らないのです。
常に見られているのが、
安心感
から、
監視されている
という感覚に移行する歳になったのかもしれません。
今は見られていることに対して違和感があるだけなのです。
でも、もう少し大きくなると、とても鬱陶しいこととして感じるようになる。
このタイミングを見誤ると、思春期の子供と親との衝突が激化するのかもしれません。
僕は3歳の頃からそっぴくんに言っていたのですが、
「大きくなればなるほどパパは注意をしなくなるからね」
それを実行する時期が来たようです。
まだまだ新しく教えなければならないことはあります。
でも、彼の判断力を信じて放っておける部分もかなりあります。たとえ失敗しても、失敗を認識して、何が原因か分かるようになってきた。それから、解決を試みる。自分で問題を見つけ、自分で解決しようという感覚は子供の成長とともに勝手に育っていくようです。
解決法が見つからず、かんしゃくを起こす時もありますが、それも考えてみれば当然のこと。
問題を解決するのはとても技術のいることだから、問題に気付いたからといって技術がなければ解決できません。
そこが、僕らの出番です。
手伝うのではなく、ちょとヒントをやって根気よく挑戦させること。
今までは、失敗する前に親の出番だったのですが、親の出番は成長と共にどんどん遅くなり、ある時点で不要になる。
さあ、親離れの時間かな。
5歳とは予想外に早いけど。
寝返りが出来て喜んでたあのボウズがねぇ。(笑)
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仕事中に読んでて泣きそうになりましたw
石川さんのお子さんに対する態度や姿勢、すごく勉強になりますね。
基本的に子供はほっておいても育つからそれの手伝いをしてやればよいと
まあ、さすがに今は無理ですがそう思っています。
いや〜、子育てって面白いですね。
あ、お父さんこんばんは。(笑)
意外に早く親離れの兆候ってあるみたいです。
あと数年たって、小学生になったら、もう自主性を尊重してあげても大丈夫だという自信が持てました。
考えてみれば、こどもにとってはどんな感情も初めてなんですよね。
ということは、こちらがその感情の芽生えを察知してあげて、正しく解釈してあげて、正しく対処する必要があると思います。
そうしないと、高校生くらいになって、
「うっせぇなぁ!」
ということになるような気がします。もちろん、ちゃんとやってもそういうことを言いたくなる年頃ってのもあります。
自分も通ってきた道ですし。
僕だけ無傷というわけにはいかないでしょうね。(笑)