Home » ひな祭り会と弁理士さんとの会話

ひな祭り会と弁理士さんとの会話

 | 

午前中だけ幼稚園のひな祭り会に出席。

去年は鈴だったそっぴくんはハーモニカが吹けるようになり、もうすぐ年長さん。
去年同じ場所にいた僕は、あまり進歩なし。

いけません、これでは。
この頃、自分を振り返ることがなぜか多くなってきました。
子供の成長を喜びつつ、ふと自分の方にも目が行ってしまうようです。

先日、機会があってある弁理士さんと話をさせていただきました。
本題が終わった後で、なぜか意気投合・・・というほど世代が近くはないので、正確に言えば僕が弁理士さんの話にとても共感したといった方が適切なんだけど。

相談時間の倍の時間を使って、僕と雑談をしてくれました。話の中で、この頃メディアでもよく取り上げられている、

知足 = 足るを知る

という言葉を盛んに言っておられました。

現実的には“足る”だけで生きていける人はいませんが、そういう気持で生きているそうです。

若い頃からずっと一人で事務所を切り盛りして、やれるところまでやる!
同じ資格を持って、何百人も使っている人がいるが、自分は生き方が違う。

謙虚な態度の裏に、そういう強い意志を感じました。
それくらいの心意気で生きていかないと、これからの難しい時代は生き延びていけないのかもしれません。

人のためになること。
家族を幸せにすること。
友だちを大切にすること。

若い頃は自分が一番大切だったけど、いつの間にか中心が移動してきているのを感じます。
ある意味、僕も去年より成長したと言って良いのかもしれません。

なんで僕は、息子のひな祭り会を見ながら、こういう感傷に浸っているんでしょうか。(笑)