個人的にケバケバで髪を茶色にしてエアヘッドにしているようなタイプは苦手です。道を歩いていても無遠慮に真っ直ぐ歩くようなタイプです。
だけど、面白いことにこういうタイプの子は、商売をすると結構一生懸命なのです。例えば、屋台なんかで焼きそばを焼いている子。先日焼きそば屋の屋台に行き、
「今から焼くんでぇ、ちょっと待ってもらえますかぁ?」
というので待っていると、彼女の父親らしき人が焼きそばの具係で、横から豚肉だのナンだのを置いていました。ところが、この父親、ちょっとケチ。(笑)
そこで、娘のクチから出てきた言葉は、
「お父さん、豚肉こんだけぇ?もっともっと」
で、渋々(そんな顔、お客の僕に見えるところでするな(笑))肉を載せてくれました。
長い爪に、キラキラをつけて、頭の先からつま先・・・は見えないけど、おそらくもの凄く時間をかけて、自分のことしか目に見えないような子が、
結構相手のことを考えている
別の言い方をすれば、コスト感覚がないのかもしれないけど、僕はちょっと嬉しい。(笑)
きっとまた買いに行くだろうと思います。
ただし、父親だけだったら行かないけど。(^_^;)
僕が個人的に苦手だといって偏見を持っていることは、僕の世の中をとても縮めているわけです。人によって好き嫌いはあるけど、見た目だけでなく、本質的なところ、付き合ってみて分かるところを大切にすべきです。考えてみたら、自分だって10代最後は人に見せられるようなカッコではなかったかも。
焼きそばは肉が多い方がおいしいです。
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