ガドフライとは、こういう意味です。単なる天の邪鬼とも言います。
あるダイエット体操が大人気ですね。
運動自体は是非続けてほしいと思います。
やはり最後は努力です。
流行モノを見ると、人間の嘘つきの脳みそが大活躍していることに対して、自戒の念を込めて考え込んでしまいます。(知り合いの方で、例のモノを買おうとしている方、横ヤジ入れるようで申し訳ない)
聞けば、ハリウッドスターも導入しているとか。
僕はハリウッドでアスレチックジムに通っていた時、売れている人から売れていない人まで、役者達が毎日どんなトレーニングをしているのか見ています。
一日3時間のハードワーク。
今は体力に自信のある僕でも、とうてい真似できません。
というより、その程度で自信を持つなと言われるでしょう。
ハリウッドスターは、このDVD程度の運動だけであの身体を維持しているわけではありません。
例えば、ある学問の天才が100万冊の本を読んでいたとします。
それだけ読んでも、やっぱり
「これが一番印象に残った本です」
という本が必ずあります。それはおおよそ大した本ではないのですが、それをその人が手に入れた、あるいは出会った環境がその人に強烈な印象として残ったというのが本当の所のように感じます。
ところが、商売気のある人達は、
「あの天才の原点!人生で一番大切な本!
あなたの人生がここから変わる。」
とかコピーを打つわけです。すると本が売れる。
1/1,000,000冊 (←わざと数字で書きました)
これで人生が変わると思ってしまったら、この天才に怒られます。
それから、映像型のダイエット法というのはこんな問題がありそうです。
・ 場所が限られる (テレビがないとできない)
・ 音がうるさい (小さいと運動しながら聞こえない)
・ いちいち映像を確認するのが面倒
(寝ころぶタイプのストレッチなどは、映像が出る度に首を上げることに)
・ 運動神経を要求される
これはダンスです。運動習慣とセンスがない人は、
・ まず体力をつける
・ 次に運動センス
この2つの障壁が待ちかまえていることを自覚して買わなければ。
かなり高い障壁だと思って間違いない。
それから、運動をする“場”を確保する障壁。
・ 体が自由に動かせるところがある
・ 階下に住人がいない
・ 子供が寝ていない時間に運動ができる
・ 子供が寝ている部屋に音が伝わらない場所がある
・ (その他、他人の迷惑にならないようにという配慮が)
そういえば、Wiiのダイエット効果も聞かなくなりましたね。
あるわけないからあたりまえです。
ガドフライというのは、世の中の全てに嘘があるような気がして、純粋に楽しめないという点では、とても不器用な生き方です。
もちろん僕の場合、数々の失敗に飽き飽きしてしまった結果、ガドフライになってしまったことは断っておかないと、
俺は賢いヤツ。へへん!
と言ってるみたいなので白状しておきます。
僕も昔、アブフレックス買いました。
野菜のスライサーも買いました。(笑)
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