ウィル・スミスの
I AM LEGEND
をDVDで見ました。
誰もいない草むらと化したNYで、犬と二人で暮らす主人公。
全く映画について知らないで観ていたので、最初から引きずり込まれてしまいました。
映画の予告編も何も観ないで映画に接する方が、ストーリーを何倍も楽しめる気がします。
この世界にひとりぼっちになってしまったら、どうする、どうなる?
別に人が全員いなくならなくても、そういう気分になることだってありそうです。よく言う、
孤独感
疎外感
ってやつでしょう。
周りに人がいるんだけど、自分の事だけで頭がいっぱいになってしまって、何も見えなくなります。
多くは単なるワガママなだけってこともあるけど、中でもいちばん厄介なのが、
絶望感
でしょう。絶望感というのは、人が自分の周りに何億人いても関係ないのです。
消えてしまいたくなるのかもしれません。
そこに自暴自棄という状態が入ってくると、世の中で起きている事件の大半の原因につながっていくんじゃないか。
この映画の中には、そういうメタファーが隠されているように見えました。
でも、やっぱり救いは他人の存在なのです。
絶望しても、自暴自棄になっても、他人の存在に助けられるんです。
そして、助けてくれた他人を助けることで、自分が救われるわけです。
で、その繰り返しで世の中成り立っている
はず。
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