息子とは徹底的に言葉を使ってコミュニケートします。5歳に言っても仕方がないようなことでも根気に話します。そのため、
分からないことは、○○が分からないと聞きなさい
と教えています。
だから、段々鋭くなって、こちらがいい加減に叱っていると逆に揚げ足を取られることも。(>_<)
例えば、何かをしてはいけないという禁止を教える時。
「こら、そんなことをするな」
「やめなさい!」
だけでは子供にとってよくありません。
なぜなら、子供の頭の中での物事の整理の基準が、
怒られるか 怒られないか
になってしまうためです。禁止する理由はどこかにあるのに、子供の頭の中では、
これをすると怒られるからやめよう
と理解されます。そのような理解からは応用力が生まれません。個々の叱られた事例を照らし合わせて、どんなことがダメなのかを自分で推理して、親がいなくても判断できるようにしなければなりません。
それを教えるためには、
親が、叱る理由を言う必要
が出てきます。なぜそれがダメなのかを言わないで、やめろと言うだけだったり、
「こらっ!」
といって叩くだけなのは何かに似ています。
飼い犬のしつけです。
犬は特に理由を問うことも、疑問に思うこともなく、
お手と言うからお手をして
お座りと言うからお座りをする
ただそれだけの行動です。理由なんてどうでもいいのです。
ただ言われたとおりにすれば叱られない。
うまくいけば何か食べ物がもらえる、遊んでもらえる。
子供がこの状態になってしまったら、しつけは失敗だと僕は強く意識して子供と接するようにしています。
叱りっぱなしがいけないというのは、理にかなっています。
小さくても立派な人として扱うということです。
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