僕が子供の頃は、外食とか喫茶店ってどこか特別なものでした。
たまに子供が行き先を選べるときがあると、行きたい店は色々ありました。
どんなお店があったかと言えば、
■ 池の周りを取り囲んだバーベキュー屋
池の周りにバンガロー風の個室があって、そこで食事ができました。巨大なフランクフルトを注文して、自分で食べるのではなくて池の鯉にやっていた覚えがあります。どの鯉も大きかったです。肥満ですね。(笑)
火災で焼失。
■ 屋内に噴水のある喫茶店
当時は巨大喫茶店がよくありました。仕掛けが大きくて派手というのが売りで、メニューもなんの取り柄もない感じ。アル・パチーノが若い頃出演していた「スカーフェイス」のマフィアの豪邸のような作りだった記憶があります。
当たり屋の被害にあって、オーナーが破産。
■ 入り口に大きな恐竜が置いてある
コンクリート造りの恐竜が駐車場の隅に置いてあって、喫茶店の名前ではなくて、
「恐竜のところ」
という名前で通っていました。駐車場なんて舗装もしてないのに、恐竜だけで人気でした。
恐竜が古くなって、子供達が成長して別の店に改装されてしまいました。
別バージョンで、ウルトラマンが置いてある店もありました。
■ 帆船が置いてあるレストラン
何を出していた店かも覚えていないけど、とにかく店の真ん中に帆船があって、建物はガラス張り。船が見たいだけで行きたかった場所。
■ 国道沿いのライオンがいる店
本物のライオンがいて、やっぱりただそれだけのために行きたくて仕方がなかった場所。どんな料理を食べたのか全く記憶がありません。
■ デパートの最上階の中華料理屋
ちょっと良い服を着て出かけた覚えがあります。皿が少し汚れる度に新しい皿に取り替えられるサービスを今でも思い出します。でも、行きたかった理由はエスカレーターの横が一面ガラス張りで映画みたいだったから。
■ 水槽があって船のラジコンで遊べたレストラン
ホールの真ん中に水槽(プール)があって、客席がそのプールに添って設置されていました。水面が椅子に座った腰くらいの高さで、客席からラジコンを操作出来ました。船のラジコンが触りたくって、子供連れが店の外に列を作って待っていた覚えがあります。
思い出すだけでドキドキするような店、ありませんでしたか?
考えてみれば、それで人気が長続きするはずもない企画ばかりなんですけどね。商売という観点で言ったら、確かに非常に危ういです。
今、そっぴくんを連れていってやりたい店がありません。
子供と行くとしたら、ファミリーレストランという選択があたまに浮かんでしまう。
日本のどこで入店しても、トイレの位置に迷わない店ばかりです。
大人の視点で仮に安っぽくても、子供にとってのパラダイスのようなお店を探しているのに、どこにもありません。
キレイでおしゃれな店は嫌いではありませんし、大人だけの時はそういうお店で食事をしたいです。でも、テーマ性のあるお店がどこかにないものかと思います。
最近のそっぴくんのお気に入りは、
と、僕が中学生の頃から行っている黄色いビニールシート造りの掘っ立て小屋ラーメン店です。
この、
非現実さ
が、子供の感性を釘付け。
車で1時間かかるんですけど、
「行くか!」
というと目を輝かせます。
僕が自分でやればいいのかな。
遊びだらけの店を。(笑)
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