僕はひょっとするとモンスターペアレントなのかもしれません。
息子が通う合気道道場は、
厳しい稽古をするのが困難な場所
です。
その中で、息子は今、大人の稽古人の皆さんに混じって稽古させていただいています。
(理由は後述)
相手が大人なので容赦無く投げてもらったり、間髪入れずに技ができるので、冬でも汗をかくほどしっかり稽古できています。
しかし、他の子はというと、
技を覚えることができなくて、ぼんやり立っている。
私語をしながら、ふざけながら稽古をしている。
進級審査の日だけ出席しても、毎回来ている子と同じように進級していく。
審査も、審査する道場主が全く見ていない。
道場主が私語をしながら稽古している。
(そもそも道場主は指導者であるのに、稽古人を差し置いて自分だけ稽古するなんてこともしばしば)
合気道って、こんなもんなの????
と初めて見に来た入会希望者も眉をひそめるような状態。
ハッキリ言って、今の道場の状態を見て
「子供に合気道、やらせたい!」
と思う親がいるはずがない、と思うほどのだらしなさです。
他の有段者が厳しい指導をしようと努力してくださっているのに、道場主に問題があると感じます。
それはさておき、このだらしなさ加減に我慢出来ない僕の要求は、
もっと厳しい稽古をさせてくれ!
ということの一点です。
厳しいというのは、もちろん怒鳴ったり竹刀で叩いたりということを要求しているわけではありません。昔のナントカヨットスクールじゃないんですから。
他人の子供のことは僕が何かを言う筋合いではないので、結局は
“ウチの子” にもっと稽古させてくれ!
という要求になります。
でも、要求ばかりではいけないこともわかっています。
稽古をさせてもらうために、道場以前に自分でできることは、家で厳しく息子に教えています。
受身や基本的な礼儀
そんなことは、道場で他人任せにすべきことではありません。
僕の息子が、道場で他の子の両親に会っても挨拶もできないような子なら、要求の多い僕は完全にモンスターでしょう。
息子の態度や、挨拶をし忘れた所を見たら、その場か帰りの車の中で叱ります。
稽古を不真面目にやっている時は、一瞬もないです。
自分で出来る部分は充分にやって、その上で
もっと厳しくしてくれ
と言っているつもりです。
でも、言ってることは他人の目から見ると
単なる不平不満として聞こうと思えば聞こえる
だから、おそらく僕のことをモンスターペアレントだと思っている人は少なくないはず。
なにしろ、他人は、僕が息子に対して家でどんな指導をしているかを知らないのだから、
自分の子にだけ特別扱いなんて!
と言いたくなるかもしれません。
とはいえ、もし
うちの子はしっかりやってるから
なんて、自画自賛してたら、今度は
親ばか
バカ親
でしかない。
意外に難しい世界ですよ、これは。(笑)
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