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原発より気がかりなこと

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原発のニュースでは、

安全神話崩壊

という言葉が頻出します。
でも、疑問です。

原発が安全だなんて、一般の人で信じてた人っているのかな?

例えば、愛知なら敦賀へ行けば原発があります。
日帰りドライブに行ったとき、原発の前の道路を通りました。
その時もなんだか落ち着かない感じがしました。

原発の横にいるんだ・・・・

という感じ。
それに恐怖を感じてはいませんでしたが、素人考えでも

何らかの放射能はあるんだろうな

と思っていたわけです。
だから、安全神話ってのはものすごく違和感がある。

安全だなんて思ったことないもの。

妻と話してても、同じでした。
みなさん、どうなんでしょうか。

ニュースとしては、原発がすごく安全だというところから出発して、国民は安心してたのに

裏切られた

というほうが、ギャップがあって衝撃的なのかもしれません。
でも、神話と言われるほど安全だという意識が全くなかったのです。

国民を怖がらせるために
話を面白くするために
演出しているのでしょうか。

個人的には影響が将来出るかもしれない放射能よりも、津波で流れだしてしまった下水が乾いて引き起こされる二次災害の方が心配です。
被災地から砂埃が舞い上がる映像が入ってきます。

今、一番近くにある脅威は、この埃じゃないでしょうか。

これはただの埃と考えないほうが良いです。
ロサンゼルスでは以前、道路清掃の作業員が使うブロアー(空気を吹き出してゴミを集める)で巻き上げるペットや動物の乾いたフンの中にある胞子や病原菌・寄生虫を原因とする健康被害が大問題になり、ブロアーの使用が禁止されたことがあります。

僕の通っていた高校では(僕が入学する前)、校庭の砂が風でまきあがり、それが目に入ったために生徒の視力が落ちたそうです。そのため、校庭をすべて芝生にしてホコリを防いでいました。僕らは芝生のサッカー場みたいで喜んでいましたが、サッカーのための芝生ではありませんでした。

汚水が乾いて風が吹く

これは、とても大きな問題です。

放射能は何年も先の被害の心配です。
この段階で出版されている雑誌などでも、

そんなの大したことない
いや、国は国民にウソを言っている!

と両極端な意見があります。
こんな不確実な“情報”ばかりがヘッドラインを飾っています。
でも、ホコリはかなり確実に健康被害をまねきます。

被災地ではホコリが舞い上がっていなくても
マスクは常に着用した方がよいと思います。

こんな記事もあります。

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