決して高圧的にやっていることではなく、親の習慣がそのまま子供にもついてしまったようで、そっぴくんは現在、
定期的に見ているテレビ番組 ゼロ
です。
毎週何曜日の何時とか、そういう習慣がありません。
一週間のうち、テレビを見る時間は映画を1本+1時間以下です。
うちの子は、何かをしたいとか思っても、じっとこらえていられないタチで、
「これがやりたい」
というと譲らないところがあるのです。
でも、
「テレビが見たい」
とは言いません。僕らも心配なので、
「学校でみんなが見てるテレビ番組とかないの?」
と聞くけど、
「あるけどぉ・・・知らん」
という返事なので、抑圧しているわけではないと、一応は考えています。
でも、知らないことは仲間はずれに繋がるのではないかと、懇談会で妻が聞いてきました。その結果、
心配なさそう。
むしろ驚いていたのは先生の方でした。
ある日、先生が教室に入っていくと、子ども達がみんなで折り紙で作ったものの交換を盛んにやっていたそうです。
どうも、そっぴくんが中心になってやっているようなので、先生はてっきりそっぴくんが作って持ってきた折り紙細工をみんなに配っているのだとおもったのだとか。
でも、実際は違っていて、
お店屋さんごっこ
が始まっていたそうです。
子ども達は、それぞれ自分が何かのお店屋さんになり、他の店にものを買いに行く。その時、お金が必要なので、
お金やさん
というお店もあって、お金にはクジをつけている。
そっぴくんは、バイヤーのようになって、買い集めてきた“商品”を自分の
といざらす
で売って、お金を稼いで更に商品を充実させていく、という遊びをやっているのだとか。ケーキ屋さんをやっている子がいて、
「パパ、誕生日もうすぐだから、ケーキ買ってきたよ」
と、紙細工のケーキをクラスメートの女の子から買って持ってきてくれました。(笑)
この構想自体は、ある日の風呂場で
「明日から、面白いことやるんだぁ♪」
と、お店屋さんごっこの話をしていたものが、クラスの流行になったようです。
意外に「みんながやってるから」ってのは、親が言わせてるのかもしれません。
テレビも親が家事をやりやすいように見せているうちに習慣付いてしまうだけかも。
もちろん子供が何か言い出しにくそうにしていないかなどは、気をつけていかなければならないですけどね。
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