昨日、買い物に行った先で、衝撃的なシーンを見てしまいました。
フードコートでだらしなく座った女子高生3人組の一人が、噛んでいたガムをPタイルのフロアに
ぺっ
この子達は僕の背後に居たので、実際は僕自身が見ていたわけではなく、息子が見ていて「はっ!(O_O)」として僕に教えてくれたのです。
確かに床に噛んだガムが捨ててありました。
高校生くらいの子達が、友だちにカッコつけようとして、間違った行動を取ることがあることくらい、僕も経験してきたので気持ちは分かります。
でもね、限度がありますよ。
理性のブレーキが効くんです。
高校時代の気どった言動が嫌われていたクラスメートの記憶があります。
先生に授業態度を注意され、「出て行け!」と言われ教室から歩き去っていく時、引き戸を勢いよく閉めたところ、反動で跳ね返り5センチほど開いてしまったのです。ところが、彼は直後に、
カラカラ・・・ぴしゃっ
と引き戸を閉めていきました。
これが当時教室に残った僕らの間でウケまくり、ゲラゲラ笑ってその後の彼の立場が更に悪くなってしまいました。
でも、今思うと、彼はある意味躾が良かったのではないか?と。
扉はしっかり閉めるものと躾けられ、思わずやってしまったのだとしたら、その行動は正しいと言うことになります。授業態度を叱られるくらいなので、素行は良くなかったという点は別として。
ドアを閉めること
箸の持ち方
食事の仕方
立ち居振る舞い(背筋を伸ばすとか)
そういったことは、小さな頃から躾けられているわけで、ふとしたときに出てきてしまいます。後から取って付けたように訓練しても、どこかぎこちないはずです。僕が一生懸命今から練習したところで、ニセモノで終わることは必至。(__;)
前出のガムを吐いた子は、もう理性のブレーキも、理性を働かせる基準も全く存在しない、という難しい話よりも、
そういう環境で普通に育っている
と考えた方が普通でしょう。
アメリカで中国人留学生がクラスにいて、その人(当時で30代)は、所かまわず
手鼻
をかむのです。その他、ゲップをしたり、鼻をズルズルすすったりと胸の悪くなるようなことを普通にやっているのです。ところが、周囲のあからさまな嫌悪にもかかわらず、彼は
普通のこと
として、なぜ周囲が自分を嫌悪しているのかすら理解できていなかったようです。
所かまわずガムを吐く
そういう子が大きくなり、“人間の機能”として子を増やしていきます。
その人口が少数派でありつづける事を願います。
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