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間違えてもいい英語

ようやくこれから、英語は間違えても良い方向へ行くようです。
積極的に話す意志を尊重して、少々のミスは見逃してくれる。

そんなの当たり前です。

どこの日本人が、完璧な日本語を話しているのか。
僕は、

たまにどもるし
言いかけてやめるし
言葉は間違えるし(総理大臣だって間違える)
他人には意味不明のことを言う
文法だってあってるかどうかすら、分かっていない

だから、外国人である僕らが、英語を完璧に話す必要なんて全くないんです。
僕は、DIVE LA を作る前から、ずっとこの点を主張しています。

だから、DIVE LA で、アメリカ人がどのくらい適当な間違った英語を話しているか体験してもらいながら、

本物の会話

に慣れてもらっているわけです。

ただし、ここには落とし穴があります。

間違えて良い = 簡単  ではないということ。

デタラメを言っていればいいわけではありません。
ブロークンで良いわけでもありません。

大切なのは、あくまでも

伝えることが出来る最低限の技術

です。
例えば今日の中日新聞に書かれていました。エジプト人の青年の話。

血管 を ブラッドパイプ

といって表現していたそうです。
イイ感じです。それから、

糖尿病 を シュガーディズィーズ

と表現する。ますますイイ感じです。
これなら出来そうと思うのではないでしょうか。

実は、意外に難しい。

これは、UNTAMEDが言うところの、回り道英語ですが、回り道をするにしても、語彙が必要になってきます。

語彙があっても、適当に並べるのではなく、文法に沿った並べ方をしないと、全く通じないです。例えば、

パイプブラッド (筒の血?)
ディズィーズシュガー (病の砂糖?)

これじゃあ通じません。
やはり必要なのは、

そこそこの文法力
基本単語網羅の語彙力

そして、最重要なのは、

分かりやすい例え話を瞬時に作る、想像力

です。
アメリカで英語を学んでいたとき、先生に言われた一言があります。

言葉はクリエイティブに、エコノミカルに話せ! (英語に限らず)

つまり、想像力を働かせて、効率的に話すこと。
もっと言えば、

面白く、短く話すこと

英語に限らず、コミュニケーションが取れることを重視するのであれば、想像力やユーモアという、

英語に関係ない技術が重要視される

ということです。
カチカチに、くそまじめに勉強してても、ダメって事です。

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