食育
という言葉を聞くようになって、ずいぶんになります。
僕は、自分が食べているものがどの土地からきて、どんな作り方をされて、という情報にはあまり興味がありません。
食べることで難しいことの一つは、
食べ方を教えること
だと思います。
これは、箸の持ち方とか、マナーとかそういう意味ではありません。
量の調節
です。
例えば、外食をした場合、
子供は食べ過ぎることが多い
です。食べ過ぎて気持ちが悪くなる。
食べ過ぎないようにしようと思っていても、美味しいモノや好きな物があると食べ過ぎてしまいます。
欲張ってしまう
それから、これは間違ったことですが、僕らが
おお、大人と同じくらいの量が食べられるようになったんだな
なんて言ってしまうので、たくさん食べることは大きくなった証拠と勘違いして、調子に乗って食べてしまうこともあります。言うまいと思っていても、ふと言ってしまう、僕の間違った言葉です。反省しなければなりません。
食べすぎるということは、身体を虐めていることと同じ
自分の大切な身体を虐めるようなことは、絶対にしてはいけないのです。暴飲、暴食など、大人になっても普通にやってしまうことがあります。
子供が食べる素材をイチイチ指定することは、あまり多くないでしょう。
でも、適切な量を食べることは教えられます。
食べたい物を我慢することも大切なのだから、食べ方を教えるということは、
心で(意志で)食べる
ということなのだと教えることは、世間で食育と呼ばれているものより大切なんじゃないかと思います。
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