自分のエゴへの戒として、心に刻んでいる言葉です。
Leave Home While You (still) Know Everything
これは、とても示唆に富んだ言葉です。
「全てを知っているうちに、家を出なさい」
たしか、マーク・トゥエイン が言った言葉だったはず。
だから、かなり昔です。
アメリカではティーンエイジャーに向けてよく言われる言葉です。
人は、ある年齢になると自分以外の人達がバカに見えてきて、自分が全てを知っているかのような感覚を持つようになります。
それを戒めた言葉です。
家を出て、現実の中に身を置いてみると、いかに自分が知らないか、いかに世の中は一筋縄ではいかないかが分かるというもの。
それ以外にも、様々なことに当てはまる言葉です。
例えば、今は
一億総評論家の時代
だと言われています。
身近なところでは、アマゾンの素人書評を見れば、いかに多くの
大作が書けそうな人達
がいることか分かります。
野球場に行けば、
名監督候補者
がいっぱいいます。
映画館の外にも名監督がいっぱいいます。 (かつての僕もそうでした。(笑))
会社の中には、
伝説の名経営者候補
がいっぱいいます。
どこの分野にも、「何々通 (つう)」 と呼ばれる人がいます。
ラーメン通
ワイン通
料理通
:
絶対に自分は矢面に立つことはない人達が、安全地帯から野次ってると表現したら分かりやすいです。
こういう人達に、マーク・トゥエインの
Leave Home While You (still) Know Everything
は捧げられるのだと思います。
無責任な批評家でいられるのは、家の中だけ。
自分が全てを知っている(と思っている)うちに、安全地帯を出てみると良いかもしれませんね。
腱鞘炎? on March 20th, 2010
God gave rock’n roll to you 2 on November 11th, 2007
愛知は女性候補が多いな on June 29th, 2010
読んでも覚えてない読書 on February 15th, 2010
ひょっとして自分が悪いのか on April 21st, 2010