ある本を探して検索していたところ、

何とかのテクノロジーを学習に応用

みたいな本がありました。
僕が子供の頃、PC-6001というパソコンが出てきて、それを使った英単語学習ソフトがありました。“電子単語帳”　という風情で、なんと自分で紙をめくらなくてもランダムに次々英単語が出てくる！というもの。

やってたことは、当時としては画期的。(笑)

でも、物珍しいだけで英単語なんて全く覚えず。
すぐに飽きて、

タイニーゼビウス

というゲームばっかりやっていました。
それから時代は変わって、iPod だの、iPod Touch なんて出てきて、

新しい物が出てきたら、とりあえず

革新的な学習道具

に　“使ってみる”　という視点は全然変わっていません。人の、

今度こそ革新的に違いない

という勘違いと、一瞬だけのワクワク感を演出して、のど元通れば熱くないという流れは、今も昔も変わらないのです。
２０代前半の頃は、誰でも

親がバカに見える

ものですが、結局は、世代が代われば、僕らもバカに見えてるに違いないのです。(笑)

パソコンが世に行きわたろうが、携帯が行きわたろうが、結局人間の学習能力を根本からアップしてくれるなんてものは出来ません。全てのことが自動で出来るようになって、計算にそろばんが不要になっても、

やっぱり時間は無い。

OSがバージョンアップされる度に遅くなるパソコンと、新しいOSでは、はなっから重いソフトが最新版になって、更に高性能・高機能になって

更に重々しく動く。　(__;)

何のために進歩してるのか分からないし、本当に進歩してるのかどうかも分からないのです。
そんなに処理能力が上がったのなら、フォトショップのバージョン５くらいが、最新のパソコンで

バキュ?ン！！　?(◎o◎)／

って高速に動いてくれれば良いのに、と思います。
機能的には5.5くらいで、これ以上望むものはないと思えるほど良いソフトです。
当時から考えると、CPUのスペックだけでも１０倍近くアップしているはずなんだけど、CS2を使っている今も、仕事は遅々として進まず。パソコンの機能が上がれば、それに見合った（？）重いOSが開発されるという、全ての物がずれていくだけの構図なので、いつまで経っても高性能を実感することが出来ません。

そもそも、１６年前に

４０MB

で事足りていたパソコンのHDDが、普通に１００GB超えても、まだまだ足りなくて、全部合わせたら　１テラバイト超！！
で、僕は賢くなったのかと言えば、そんなはずもありません。
ゴミばっかり抱え込んでいます。
年齢が増えた分、多少賢明にはなりましたが、それだけの話です。　(笑)

なんだかとても空しくなります。　(__;)