ガソリンの値段を安くすると地球の温暖化を助長する
と誰かが言ったらしいです。
それを聞いた途端に、マイケル・ムーア監督の「ボーリング・フォー・コロンバイン」の中に出てきた、クリス・タッカーの言葉を思い出しました。うろ覚えだけどたしかこんな感じ。
「銃の犯罪を無くしたかったら、弾丸を一個5000ドルにすればいい」
ガソリンの価格がここまで高くなってくると、車生活のありかたをじっくり考えるようになりました。僕の知り合いや友だちの中にも自転車を活用し始めた人がとても増えてきました。
中には自転車に目覚めて、いつの間にか時と場合によって3台の自転車を使い分けている人もいる。週に一回は2時間かけて会社通いをしているそうです。
僕も名古屋市内には自転車で行くことが増えてきた。
これもまた楽しい。
マウンテンバイク風の自転車が流行っていたけど、僕のは重量10キロを切るスポーツ車。なので、そこそこ長距離でも楽々走ることができます。
去年の愛知県の交通事故死者数は減少したのだとか。
これだって、ガソリン価格の高騰と無関係ではないでしょう。
この頃、普通の道での平均スピードが落ちてきたのもガソリン価格が関係していそうです。
ちょっと想像してみると、今はガソリンがそこそこ高いのでみんなエコ運転で移動するようになりました。でも、これ以上高くなると移動を控えるようになるかもしれません。
すると、道路にいるのはガソリン代高くても楽々乗る人達だけ、またはクルマ命の人達だけになってきて、道が空くのでスピードが上がってくるのでしょうね。(笑)
確かにガソリンを高くすれば温暖化を防ぐことができますが、物価が高騰して、物の買い控えが出て、経済が動かなくなるので、地球の温度とともに人間の生活も冷え冷えしてきそうです。
経済は生き物といいますが、確かにそのようです。
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