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一度、他人の目で見てみるといい

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昨日、夜の11時近くに地下鉄に乗りました。
長旅でへとへと、シャツのシワを整える気力もなく、重い荷物を肩からかけてぼんやりと乗客を見ていると、異様なほどのスマートフォン利用者。

ほぼ全員がスマートフォンの画面にかじりつき、指で画面を触っています。
何をしているんだろうと気になって覗き見してみると、ゲームです。

ビジネススーツの人(男女)も大学生風の人(男女)も、ゲームかSNS。
誰も本なんて読んでない。

夜の地下鉄といえば昔は資格の勉強してるサラリーマンとか、ホント多かった。
電子書籍を読んでる人もいるかもしれないけど、そんなのは指の動かし方見れば分かる。

いっそがしい指使い。
本のはずがない。

「本を読め」なんてのは、もはや口うるさいジジイの言葉になってしまっていて、自分も高校時代なんかまじめに勉強したこともない赤点小僧だったくせに、おっさんになって偉そうに「本を読め」って言ってる。(笑)

なぜって、この歳にならないと大事なことってわからないからなんだな。

僕は数学とか苦手だったけど、家庭の方針で本だけはやたらと読まされたので、今でも本を読む習慣があります。これは、僕が唯一といっていいほど本気で感謝している教育です。

一度スマートフォンを持たないで電車に乗ってみるといいです。
ゾンビ映画に出てくる、ゾンビに埋め尽くされた列車です。

ちょっとでも音を立てたら全員ガバっと顔を上げて襲い掛かってくるシーン。

この感覚を、スマートフォンを我慢して電車にのって他人の目線から味わってみてください。
怖いです。
自分もゾンビ化してもいいのかな?って疑問に思うはず。

僕はスマートフォンを持ってないけど、Wi-Fiルーターとipadを携帯しています。
だから、事実上はスマートフォンユーザーだし、その業界とも全く無関係じゃない。

その立場から見ても、今のスマートフォン使用状況って

異常

です。スマートフォンがもたらす不経済効果って、計り知れない。
四六時中スマートフォンやってる人、その時間は絶対にもったいない。

とはいえ、

そこまでがんばって生きたって、どうせ死ぬでしょ?

という極端な理屈をいう人も増えてきて、それに返す言葉がない(気力がない)ので、無駄な遠吠えなのはわかってるんだけど。

とにかく、自分の子だけはゾンビにならないように躾けないと。
親としては。

(で、あんたの子はゲームとか、スマートフォンは禁止?というとそうではありません。妻はiPhone ユーザーで、息子には最新の無料ゲームはほとんどやらせています。しかも、学校に行く前の30分、ゴロゴロしてゲームやってる。友達との通信ゲームも許可。もちろん僕公認。そのバランスをどう取るか?というのが大事だと思うんです。)

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