この頃は、
男らしい子
って言葉はあまり使われないようです。
それよりも、
伸び伸び とか、 自由に とか
どこかハッキリしない表現が多いです。
最近、ある小学一年生の男の子を見ました。
お姉さん、お母さんなど、家族のメンバーが
お母さん化
しているために、この男の子はどこか頼りない感じです。
「お母さん化」というのは、世話を焼いてあげる人という意味です。
例えば、4年生の姉とこの子の関係は、こんな感じ。
誰かが何かをこの男の子に聞くと、
お姉さんが答える
この男の子がしなければいけないことがあると、
お姉さんが飛んで来てやってあげる
この男の子に渡したいものがあると、
お姉さんが代わりに受けとる。
何かにつけて、お姉さんがうっとうしいのです。(笑)
この姉弟が仲が良いのかと思えば、他人がいないところではケンカばかりしているのです。なのに、他人が弟に関わると、姉がしゃしゃり出てくる。
この男の子は一年生にもなって、なにかがあるとお姉さんの後ろの隠れるようになってしまいました。
母親も、お姉さんも、この子をお人形のように可愛がっています。
端から見れば、優しいお母さんと、優しいお姉さん。
でも、近い将来、この2人はこの男の子にこう言い始めるはずです。
「男の子なのに、情けない!」
「もっと男らしくしなさい」
「男のくせに」
だったら、
いつから男らしくすればいいのか?
そんな線はどこを見たって引いてありません。
それに、性格というのは、ある時急に作りかえることはできません。
だから、かまわれすぎで育った子は、やっぱりそういう大人になる。
何をするにも、他人の判断を仰ぐ必要がある。
自分で考える習慣がないんだから。
でも、彼がそのまま大きくなればなるほど、“お母さん”はこの子にいらだちはじめます。
かまいすぎは無責任。
優しさではありません。
そして、幸か不幸か、男にとって
性別による要求
ってのは、厳然と存在します。
時代が変わってきたとはいえ、すくなくともこれからしばらくはそうでしょう。
これは、お母さんにも、お姉さんにも分からない。
強い女の子は許されても、情けない男の子ってのは、苦労するんです。
それが後天的に作られた“情けない男の子”であり、その原因になった“お母さん達”が
その子を疎ましく思うようになる
大きな矛盾です。
子供は、小さいウチから何でも自分でできるように教育すべきです。
それが男の子なら、男らしく育てるべきでしょう。
これは、乱暴に育てるのとは違います。
優しくて、大人しくても、男らしい奴はいます。
(先天的な理由で、見た目の性と内面の性が違うという人の話はしていません。念のため)
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