僕はもし、
死ぬほど時間をあげるから自分が好きなこと何でもやってて良いですよ
と言ってもらえたら、やりたいことはただ一つ。
語学をやっていたいです。
高校生までは、語学に限らず勉強というと全て地獄でしたけど、今は、もし永久に語学をやり続ける語学地獄があるなら、喜んで落ちたい気分。(笑)
ただし、
話す相手は存在しない
ということであれば、ホントの地獄になってしまうので、それは困ります。(>_<)
ところで、イタリア語を話す友人との交流が再開して以来、イタリア語を最優先に勉強しています。
ようやく雰囲気が掴めてきて話したくて仕方がないのだけれど、時差の関係でなかなかスカイプも繋がらない。
ここ1年半ほど毎日欠かさず続けているスペイン語より、まだ半年程度しかやっていないのに、話す相手を見つけたイタリア語の方が上手くなりつつあるところを見ると、いつも僕が考えている語学とやる気の関係を証明しているような気がします。
フランス語は後回しなんですが、友人の奥さんがドイツ語とフランス語が話せるということで、もう一つドイツ語も増やそうかと欲張りなことを考えています。もちろん、彼女に話し相手になってもらえる前提で。(笑)
僕の語学の勉強方法は、最初の壁をとにかく詰め込み努力で乗り越えることです。
とはいえ、単語は基本のモノしか覚えません。
基本的な表現と、必要な動詞、名詞を覚えます。
形容詞なんてのは、独立させて覚える意味がありません。
赤い 大きい 固い
なんて覚えてもダメです。頭にビジュアルが浮かんできません。
だから、まず名詞を覚えてそれと組にします。
赤いクルマ
大きい赤ちゃん
固いパン
組にしないと形容詞はホント無意味な存在なんです。
お子さんのいらっしゃる方なら知っているNHKの番組の中で歌われていた歌で、
「僕はかたち?♪ わたしはいろ?♪」
ってのがありますが、形と色、それぞれではとても寂しい存在なんです。
その後、色々な方面から習得したい言語の本を読み込んでいくのと同時に、その言語に触れる努力をするため、ネットでニュースなどを探して聞きます。
聞くときは辞書を片手に、なんとなく聞けた単語を調べていくのですが、スペイン語やイタリア語は辞書がすんなり引けない言語です。
動詞が尋常じゃなく活用されますし、
動詞に主語が含まれる
つまり、“食べる”という単語一つとっても、
私が食べる
彼女が食べる
私たちが食べる
などに変化して、しかもそれに時制が加わってくるのです。変化した動詞そのままで辞書が引ければこんなに簡単なことはないのですが、なぜか動詞は原形でしか辞書に載ってない。
だから、分からない動詞からその原形を予想して辞書を引いていくことになります。
なので、最初はまったく辞書が役に立ちません。
とはいえ、そんな役立たずの辞書でもこの言葉の生命線なので、とにかく自分を訓練することです。
UNTAMEDでの研究成果の話になってしまいますけど、どんな言語にも2種類のステージA型とB型があると考えています。
まずA型は、場面会話。
挨拶や、お店、駅、空港などで使われる言葉で、言語生活の5%もカバーできません。
特に想像力や独創性を必要としない
これが、英会話教室や語学教室、書籍で勉強できる言葉です。暗記と反復練習によって“覚える”会話なので、アメーバ式に会話が増えていくことはありません。僕のイタリア語・スペイン語・フランス語はまだこのレベルです。
ここからステップアップすると、
B型は、自由会話。
こちらは、A型のような定型ではなく、突発的な状況でも臨機応変に対応できる、言わば“普通の会話”で、言語生活の90%以上を占めます。
とはいえ、何も偉そうな話ではなく、多少勉強をした人なら、今持っている知識(単語や例文)の新しい組み合わせで、新しい表現を作り出していくステージです。または、他言語化する前の頭の中の段階で、日本語の発想自体を他国語で表現しやすいものにします。日本語は、そのままでは外国語にならないことの方が多いですから。
だから、使う言葉は特に上級というわけではない、むしろ初級?中級程度の言葉がほとんどなのにも関わらず、どんな場面にも対応できる柔軟性があります。
よく、日本人は語学が苦手といいますが、その原因は、たった5%以下にしか使えないA型領域のみを何年も繰り返し勉強しているため、臨機応変の言葉であるB型領域のような力がつかないのです。
A型の勉強を何年続けても、B型の言葉が話せるようにはなりません。
勉強方法を切り替える必要があるのです。
・・・と、仕事の話になると力が入ってしまうので、話を元に戻すことにします。(^_^;)
(興味のある方は、僕に直接メールしていただいてもいいですし、会社に問い合わせていただいても結構です)
僕は一日も早く初心者の状態からぬけだして
言いたいことが言えない歯がゆい思い
を払拭したいので、とにかく自分が日本語で言いそうな言葉を他国語に変換していくという作業を続けます。
とにかく努力あるのみです。
なんでそんなに努力するの?と聞かれると困ります。
ただ、好きなんですね。(笑)
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