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ハングリーでいたい

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ロサンゼルスに行くと、メキシコ料理は欠かせない。
もちろん、空腹のハングリーではありません。(笑)

シルバーレイクというところにある「アレグリア」は僕のお気に入りのレストランなのだけど、まずはここでスペイン語を話してみたい。そのくらいならもう話せるレベルになってきてると思う。

スペイン語を始めたのはそんな理由と、もう一つ。

英語を勉強し始めた頃を思い出したかった。
僕は、いつでも何かの初心者でいたい。
「出来るようになった」という安心からくる足踏みが嫌いなんです。
20歳の頃の僕にとって英語が話せるようになるのは奇跡に近い話でした。僕の目的はあくまでも映画を作ること。英語はハリウッドで映画を作るために必要な入場券みたいなものというだけのこと。だからこそ、がむしゃらに努力した。他の同レベルだった留学生よりも格段に速く話せるようになった。努力すれば何でも出来るということを実感出来た。

35歳になって周りの友人が守りに入っていく。仕事も身に付いて、若い頃のように失敗することもない。でもそれは、

「何もやろうとしなかった自分」

を責めないで、残りの人生を“後悔”って重荷を背負わなくても生きていけるよう、準備をしてるようにも見える。

僕もその気持ちは分かるから、別に責めたいわけじゃない。
ただ、自分がその道へ入っていきたくない。

いつまでもハングリーでいたいです。挑戦出来るうちはね。
つまり、死ぬまでってこと。(笑)

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