Home » 妙な安心感

妙な安心感

 | 

京大のカンニングの事件。

昼食時にテレビを見てたら、犯行動機の

「合格したかった」

という言葉に、コメンテーターの方々が妙に安心してた感じがしました。
犯人の子に同調するような雰囲気もあり。

個人的にはあまり大きな事件ではないような気がします。
見つかっていない犯行の方が多いのではないか。
だから、この子にはするべきことはしてあげて、メディアサーカスからは下ろしてあげたほうが良いと思う。

とはいえ、この安心感はどこから来るのか?

この頃の事件は、あまりに理解出来ない動機が多すぎると思うのです。
殺人事件なら、

「憎かった」
「金銭トラブルがあった」

という動機であれば、

「そうでしょう、そうでしょう。動機はそうでなくっちゃ!」

と安心するんです。
でも、

「誰でもよかった」
「むしゃくしゃした」

とか言われると、(~ヘ~;) ウーン と悩んでしまうわけです。
今回の事件。

動機がはっきりしてて、理解しやすい。
だから、犯人に同調しやすい。

人って、意外に単純なことで、許せたり許せなかったりしているだけなのかもしれません。

こんな記事もあります。

試されてる? on December 23rd, 2008

逆転の発想っていうけどね on December 13th, 2009

大人への挑戦状 on June 6th, 2007

物に対する執着 on March 26th, 2010

“ステキ”なんて言葉、使ったことないぞ。 on February 13th, 2012