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今夏第一号のアゲハチョウ

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毎年、庭の柚子の木にアゲハチョウが卵を産みます。

どうも柑橘系が好きみたいです。アゲハチョウは。

幼虫になって放っておくとハチがやってきて食べてしまうので、妻が葉っぱごと取ってきて観察箱に入れて飼育しています。見事な喰いっぷりで、耳を近づけるとバリバリと音が聞こえます。我が家では、年に10頭以上観察箱の中で羽化していきます。

当然息子も大喜びです。
最近はカブトムシに夢中なんですが、それでもアゲハは大きいので満足感も大きいみたい。

妻は既にアゲハチョウ飼育のプロ(笑)で、幼虫やさなぎの動向を見ているだけで、

「明日さなぎになるよ」
「明日の朝には羽化するよ」

と分かるようになってしまいました。幼虫を見ただけでアゲハの種類も分かります。(笑)

昨夜の予言通り今朝になって、大きな羽をゆっくり開閉しているアゲハチョウと対面しました。写真の左に移っているのが抜け殻です。

去年は三脚にビデオカメラを設置し、タイムラプス(一定時間毎に数秒を撮影する)撮影を試みました。意外に羽化速度が速く、録画されていない時間にスポッと出てきてしまっていました。カメラの設定がこれ以上インターバルを短縮できないため、上手くいきません。(__;)

それでも、くしゃくしゃの羽が段々伸びていき、美しい大きな羽になっていく所は見ることが出来ました。

今日の子は、10時頃には羽も乾き、飛びたそうにしていたので息子が庭に連れていき、

「がんばれよ!」

と送り出しましていました。

(後で聞いてみると、羽化前の“おしっこ”をし忘れたようで、しばらく飛べなかったそうです。写真で見ると、確かに妙にお尻がパンパンにはっています。普通は、羽化前に

ぶしゃっ!

とおしっこをして、身軽になって羽が乾いたらひらひらと飛んでいくらしいんですが。野生のちょうもたまには失敗するみたいです。(笑))

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