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こんな映画見るんじゃなかった

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「ライフ・イズ・ビューティフル」

を見ました。
見ていて心臓がチクチク痛むような映画です。

見るんじゃなかったという気分です。

悲しすぎて、一生心に刻み込まれてしまうのじゃないかと思いました。同じように感じた映画に 「火垂るの墓」 がありますが、あれも二度と見たくない映画です。当然ですが、悪い映画という意味じゃないです。
本当の意味は、

こんなに良い映画を久しぶりに見ました ってことです。

ハッピーエンドで終わりようのない映画ではあるけど、悲しみと切なさの部分がね、僕にとってはちょっと多すぎるんです。昔から、映画を見て涙がにじむことはあったけど、まさか涙が止まらないとは。 (T_T)

【 注意 】
ここから、少しストーリーが分かってしまいます。
見終わってから、ちらっと読んで、エンディングだけ再生してみてください。

最後の最後のセリフの字幕で、男の子が

「勝ったよ!」

と言います。これは、イタリア語の台詞でそのまま書くと、

「Abbiamo vinto!」

となるんです。 「アッビアーモ ヴィント」 と発音します。イタリア語には、動詞に主語の要素がはいってくるのですが、この単語の語尾にある

「 ?iamo 」

は、私たちという意味が入ります。この訳では、

「勝ったよ!」

になっていますが、実際は、

「僕たち 勝ったよ!」

と訳されなければならないのです。
つまり、最後のシーンで、この男の子は父親の運命を知らないのですから、

“Abbiamo vinto! 僕たち勝ったよ!”

と叫んだんだ、と思えば、最後の台詞がもっと重みを増してきます。切ないです。

イタリア語の映画も少しずつ理解できるようになっていますが、もっとリスニングが出来るようになりたいです。

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