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子供に言っていることを自分がやれたら

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息子の成長が自分の目に眩しいです。

我が子に感じるべきではないのでしょうが、軽い嫉妬感というか、それを通り越してイライラすることもあります。

それは子供がちゃんとしてないからではなくて、自分がちゃんとしてないから。
僕が教えた息子なんですが、僕ができないことが色々としっかりとできる。
僕より全然強い。

息子には、やるべきことをしっかりと、準備を満足いくまでやったあとでも、

「オーディションは500回落ちるもの」

と言うくせに、僕は自分の営業活動で上手く相手に自分の思いを伝えられなかったり、結果として他社に依頼されてしまうようなことがあると凹みます。

営業活動ってオーディションみたいなもの。

だから、500回失敗して初めて一人前になれるんじゃなかったっけ?

親ってそんなもんなんだと思います。
自分にできないことを教訓として子供に教える。子供は、それを

「当然のこと」

として受け止めるからぶつかっていく。失敗しても僕は笑ってみてあげられる。

「もう一回失敗してこい」

って。それに安心して子供はでかけていく。
そのうち上手くなってくる。
子どもと僕との違いってなんだろう?

失敗を笑ってみてあげる。

そういう存在がいるかいないか。
40過ぎてそこに甘えるわけではありません。

親として、その役割を果たせていれば、自分が得られなかったサポートを自分の子供には与えられる。

その満足感があれば良いじゃないか!

自分が育てた子供の成長に励まされて、

よし自分も頑張ろう!

と思えるのなら、それは親として上手くやったという証拠。
そう思って、僕も

500回失敗する気で行こう!

そう決意しました。
親が子供に教えてること、それを実践すれば親ももっとマシな人間になれる。
そう思う。

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