今朝、打ち合わせのために、岐阜県のあるレストランへ行きました。
15分ほど早く着いてしまったので、駐車場に車を停めて
「ケータイを持ったサル」 正高信男著 中公新書 ISBN4-12-101712-9
を読んでいました。
(もちろん、エンジンを止めて、ドアを開いてですよ)
とても広大な駐車場。さすが岐阜です。
そこへ、50代くらいの男性が運転する軽の四駆が入ってきて、障害者用の駐車場に停車。歩けるし、高齢者でもありません。男性は店の中に入っていきました。
すると、しばらくしてその車の真横に黒い軽自動車が停車。子連れの3人家族。この車が停車したところは、駐車場として線引きがされていません。
表現するなら「その辺に停めた」という感じ。
家族は店内へ。
その後、僕の止まっている横に黒いワンボックスカーが入ってきて、ドライバーは店内へ。
2分後、先ほどの50代の男性と、3人家族が黒いワンボックスカーに向かって歩いてきました。先導しているのは、ワンボックスカーのドライバーです。
どうやらこのドライバーは中古車店の人で、お客様(50代の男性と三人家族)に車を見せに来たようです。
障害者用の駐車場に停車したのが、その駐車場以外の場所に停車した三人は息子の家族ということです。
親がルール無視なら子はそれを何でもないことのように覚えます。子といっても30歳くらいですし、子供もいるわけですから、ルールを守ってる姿を見せてほしいです。
この家族。僕の車の横に止まったワンボックスカーを見に来たことと、僕がドアを少し開けていたことで、会話の内容まで聞こえました。息子夫婦のお嫁さんが開口一番言った言葉。
「すげぇ?!かっこいい」
見た目は普通の地味なお母さんなのに、言葉遣いが非常に品がない。
ちなみに、この話は、
「この家族が祖父も含めて、とても非常識」
という視点で書いていますが、それを自信満々で言えない点が一つだけあります。
仮に、この三人家族の車がもしも障害者用の駐車場に停車しても僕は何も言わなかったと思います。
なぜなら、奥さんは妊婦さんでした。
本当の決まりはどうか知りませんが、妊婦さんがいる場合、優先的に停車できる場所を使うのは正当だと思います。フェアに言えば、ドライバーであるこの夫も、もし奥さんが妊婦でなければ、普通に車を停める人かもしれないです。
ただ、自信を持って言えるのは、
じっちゃんは遠くに停めて、ちょっとは体を動かしたほうがいい。
奥さんは言葉遣いを見直したほうがいい。
ところで、
「ケータイを持ったサル」 正高信男著 中公新書 ISBN4-12-101712-9
なかなか面白いです。とっぴな理論も出てきますが。(笑)
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